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紙コップスは曲も演奏も楽しいので、一気に最後まで聴いてしまいました。 そしてまた最初から聴き直しました。 聴きながら「すげえな」と何度も思いました。
大橋裕之(漫画家)
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中学生の時「ケダモノの嵐」を聴いたときと同じ豊かさを感じました。
黒岡まさひろ(ホライズン山下宅配便、シンクロ、あたらしい注文)
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最近「品がいい」ことについてよく考えます。 このアルバムを聴いて、紙コップスにこそ品という字があてはまるなと思いました。 名古屋の口3つ、とりどりの個性を持つ3人が起こした小さな奇跡!
菅原慎一(シャムキャッツ)
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一曲一曲が細密画のように縦にも横にも編みこまれた物語。 彩り豊かなコーラスワーク。なのに、確かに紙コップス。 こんなに鮮やかで緻密な軽さはきいたことがない。
細馬宏通(かえる目、大学教員)
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卒業?進学?わからないけど 制服(体操着)をきてなくたって、毎日会わなくたって、変わらない関係を手に入れたんだね! (わたしはそう解釈することにしたよ!)
ずっと大好き紙コップス!
すごい! なんだけど、なんか身近なんだよなあ。 愛くるしい本人達のキャラクター性も、近すぎないけどしっかり近いと感じさせてくれる曲の距離感も。 一度きいただけですぐ友達になってくれるアルバム!
7A
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少し前に「紙コップスとはどういうバンドなのか」と聞いた。 すると返答はウヤムヤとするものばかりで何とも煮え切らなかった。 その後3人は「紙コップスとは何ぞや」と頭を捻りまくってついに【退屈】というメインテーマを見つけてきた。
名古屋はヤバい街だと思う。僕も10年住んでいたのでよくわかる。 あの街は徹底的にヌルくて色々と程良くて、何もない。 3人はその街の中流家庭出身だというからもう【超絶完璧退屈魔】みたいな人達なんだろう。 そんなバンドも時が経ち【退屈】なのは変わらないまま、いよいよ社会的に追いつめられてきた。 それが今だしこのアルバムなんだと思う。
8曲目の「5拍子」が1番良かった。 収録されている10曲のほぼ全ての歌詞が散文詩のようにとりとめがなく曲にノッた無意味な(そんでちょっと自虐的な)言葉遊び。 まさに音楽で退屈を凌いでいるって感じがする。 その中で「5拍子」は凌ぐだけではなく自分達の【退屈】を歌っている。僕は私は退屈なんだ! と。 そうだもっと言え。時代は関係ない。あとそれは武器だ。 音楽は退屈を吹き飛ばす。このアルバムと曲でまずは日本のあちこちにいる【退屈】がっている人たちに中指を突き立てにいってほしい。 それが出来なければ紙コップスは退屈死するしかない。
今日からやめよ 人間やめよ そんで新しい音楽になっておくれよよよよよよ。
弓指寛治(画家)
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むっちゃやさしい。
いぬわんたん(にんぎょう世界)
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僕はもう紙コップスを客観視することはできない。 紙コップスが始まるずっと前から3人とは交流があったし、 一時期しょっちゅう遊んでた気がするし、何なら3人とそれぞれ違うバンドを一緒にやったこともある。
鉄平は僕がやっていたバンドのサポートでギターを弾いていた時期があり、あいつの決定的瞬間は幾度となく間近で見た。 ライブの終盤にあいつのギターがバラバラになって三節棍のような軌道を描いたり、野外ステージの照明台によじ登って衣類を脱ぎ始めたり(登ったはいいがその先どうしたらいいかわからなくなったらしい) そういう記憶ばかりが鮮烈に残っていて、 あいつがまともにギターを弾く印象があまり無い。
まっちさんとはドラムが5〜10人くらいいるバンドで一緒に演奏したことがあり、 とにかく音量が凄まじくでかいので演奏しながらメンバー全員の聴覚が曖昧になっていく中、彼は早々に演奏を放棄し、ダンス、奇行などで客に存在を訴えかけていた。 一度、野外イベントに激しく遅刻したまっちさんが、本番中にすごく高い所から現れたことがあった。 高いな〜、と思いながら僕は演奏を続けた。 なので、彼がまともなドラムを叩くイメージがあまりない。
菊地だけが、いつもまともに演奏していた。 菊地は僕と同じ大学の、ダウナーな音楽サークルの後輩だ。 退屈と虚無と軽量鉄骨で組み立てられたプレハブ小屋で電子ピアノをぽろぽろと物静かに弾くだけの引っ込み思案な彼女を、キャパ50の音響も空調も人間関係も劣悪なライブハウスに引っ張り出して弾き語りさせたのは他でもない僕で、そのことが彼女の人生に大幅な曲線をかけてしまった気がする。
そんな3人が集まって演奏する姿を見る度、僕はひっくり返ってしまう。 実のところ、鉄平もまっちさんも飛び抜けて優れた音楽センスを持っていて、 菊地は妙にまともじゃない部分を持った女性なのだ。 上記のようなあなた達は何だったんですかと思ってしまう程に彼らの表層ではない部分がのびのびと鳴り響き、 僕はただただ圧倒されてしまう。
僕はそんな3人が、 そんな3人の呼吸がガッチリ噛み合う紙コップスというバンドが、 そんな3人の全身全霊が収録されたこのアルバムが、 本当に大好きでたまらないので、 みんな紙コップス聴いて、紙コップスやばいよな〜って話しようぜ、はやく。
シノダ(ヒトリエ)
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お問い合わせ・チケット予約:kamikops@gmail.com
3月12日(日)
名古屋・今池TOKUZO
「紙コップス・水中、それは苦しいWレコ発」
紙コップス / 水中、それは苦しい / クウチュウ戦
open17:30/start18:30
予約・前売2,500円 / 当日3,000円
ローソンチケット(Lコード:43482) チケットぴあ(Pコード:321-104)
4月1日(土)
東京・神保町試聴室
「『紙コップス3』リリースツアー東京編」
紙コップス / 黒岡まさひろ / 菅原慎一BAND
open18:00 / start18:30
予約2,800円(1ドリンク,スナック込)
4月8日(土)
大阪・梅田HARDRAIN
「『紙コップス3』リリースツアー大阪編」
紙コップス / 本日休演 / 漁礁 / LADY FLASH / docodemodoors
open18:00 / start18:30
予約1,800円 + 1ドリンク代500円
ご予約・お問合せは nagoya_osakana@yahoo.co.jp または kamikops@gmail.com まで
4月9日(日)
京都・木屋町DEWEY
「Amia Calva Presents 『Interblue vol.2』
「紙コップス・橋本進・THE JELLY SLONE トリプルレコ発パーティー」
紙コップス / 橋本進 / THE JELLY SLONE / 穴あな / Amia Calva
open18:00 / start18:30
予約2,000円 / 当日2,500円 (+1drink¥500)
4月29日(土)
鶴舞KDハポン
「紙コップス3」リリースツアーファイナルワンマン
紙コップス
開場18:30/開演19:00
予約¥2,000/当日¥2,500 D別
ご予約・お問い合わせは kamikops@gmail.com まで